米地区連銀報告、「米製造業、関税の影響を懸念 経済は拡大継続」

米連邦準備理事会(FRB)は18日に公表した
地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)で、
米経済は控えめから緩やかなペースで
拡大し続けたとの認識を示しながらも、
12地区連銀すべてで製造業者から関税措置による
影響への懸念が示されたことを明らかにしました。

17、18日の日程で開かれたFRB議長の公聴会でも
各州の議員が各々の地域で見られる関税の影響を
指摘しました。

報告の内容はこうした声と一致しています。

報告は「すべての地区連銀で製造業者から
関税に関する懸念が寄せられ、多くの地区連銀で
新たな通商政策に起因する価格上昇と供給阻害が
報告された」としています。