今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が
目白押しです。

米トランプ大統領の恫喝が各国に
向けられる中で、新興国市場に
対する懸念が一段と広がっている中で、
今週も米国とトルコ、イラン、中国など
との緊張感が強まるものと思います。

また、新興国市場の懸念が欧州などの
金融機関の経営問題に発生する可能性も
指摘されています。

米国としては、今まで米国が理不尽に
国際社会に与え続けたものを返して
ほしいということなのでしょうが、
いきなりのトランプ大統領の行動が
国際金融市場に影響を与えているのは
否定できないところです。

各国の足元の経済に、まだ影響を
与えないと思いますが、トランプ大統領の
恫喝が、将来的には各国の経済に与える
影響が少ないのも事実です。

その予兆が見えるのか否か、各国の
経済指標を注目したいと思います。

欧州では
【20日】
7月の独生産者物価指数(前回前月比0.3％上昇)
6月のユーロ圏建設支出(前回前月比0.3％上昇)

【23日】
8月の仏企業景況感指数(前回106）
8月の仏製造業PMI速報値(前回53.3）
8月の仏サービス部門PMI速報値(54.9）
4〜6月期のスイス四半期鉱工業生産(前回前年同期比8.1％上昇)
8月の独製造業PMI速報値(前回58.9）
8月の独サービス部門PMI速報値(前回54.1）
8月のユーロ圏製造業PMI速報値(前回55.1）
8月のユーロ圏サービス部門PMI速報値(前回54.2）

【24日】
4〜6月期の独国内総生産改定値(前回前期比0.5％増)

日本では
【22日】
6月の全産業活動指数(前回前月比0.1％上昇)

【23日】
6月の景気先行指数CI改定値(前回105.2）
6月の景気一致指数CI改定値(前回116.3）

【24日】
7月の全国消費者物価指数(前回前年比0.7％上昇)
7月の全国消費者物価指数コア(前回前年比0.8％上昇)
7月の企業向けサービス価格指数(前回前年比1.2％上昇)

米国では
【22日】
7月の米中古住宅販売件数(予想年率換算545万件、前回538万件)
米連邦公開市場委員会(FOMC）議事要旨

【23日】
最新週の米新規失業保険申請件数(前回21.2万件）
6月の米住宅価格指数(前回前月比0.2％上昇)
8月の米製造業PMI速報値(前回55.3）
8月の米サービス部門PMI速報値(前回56.0）
8月の米総合PMI速報値(前回55.7）
7月の米新築住宅販売件数(予想年率換算65.0万件、前回63.1万件)

【24日】
7月の米耐久財受注(予想前月比1.0％増、前回0.8％増)
7月の米耐久財受注輸送用機器除く(予想前月比0.5％増、前回0.2％増)