トランプ米大統領、再度FRBを批判

トランプ米大統領20日、ロイター通信との
インタビューで、中央銀行に当たる
連邦準備制度理事会FRB)の利上げについて
「感心しない」と言明しました。

7月に続き、パウエル議長による金融政策運営に
不満を示した格好で、FRBの独立性に対する
懸念が強まりそうです。

トランプ大統領は、景気の過熱を回避するために
パウエル議長が進める緩やかな利上げへの
疑問を提起し、金利を引き上げ続ければ、
FRBを非難するとも語り、米経済の拡大を
後押しするような政策運営を期待する考えを
滲ませました。

またFRBの独立性に対する見解に関しては
明言を避け、「FRBは米国にとって良いことを
すべきだと信じる」と述べるにとどめました。

歴代の米政権は金融政策への介入を控え、
中銀の独立性を尊重する立場を取ってきましたが、
トランプ流は違うようです。