米連銀報告、「先行き楽観が後退」

米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表した全国12地区の連銀景況報告(ベージュブック)によると、景気は大半の地区で「控えめから緩やか」に拡大しました。
ただ金融市場の動揺や貿易摩擦、政府閉鎖などをめぐる政治的な不透明感から、企業の先行きへの「楽観が後退した」と警戒感が示されました。
報告は7日までの情報に基づいてまとめられ、景気は堅調を維持しましたが、ピーク感がにじむ内容となりました。
この報告は、29、30両日の金融政策会合の討議資料となります。