16日の経済指標

【日本】
昨年11月の機械受注は8631億円に微減
内閣府が16日発表した昨年11月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力除く)の受注額は、前月比0.02%減の8631億円とわずかに減少しました。
製造業の落ち込みが主因で、マイナスは2カ月ぶりとなります。
内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に据え置きました。

昨年12月の企業物価指数は前年比1.5%上昇
日銀が16日発表した昨年12月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比で1.5%上昇となりました。
プラスは24カ月連続ですが、原油価格下落の影響を受けて上昇幅は2カ月連続で縮小しました。

【ドイツ】
昨年12月の独EU基準CPI改定値は前月比0.3%上昇・前年比1.7%上昇
ドイツ連邦統計庁が16日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)改定値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前月比0.3%上昇、前年比では1.7%上昇となりました。
ともに速報値と同じでした。
国内基準では前月比0.1%上昇、前年比1.7%上昇でした。

【英国】
昨年12月の英消費者物価指数は前年比2.1%上昇
英国立統計局(ONS)が16日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.1%上昇となりました。
燃料価格の下落で、11月の2.3%上昇から鈍化し、2017年1月以来、約2年ぶりの低い伸びとなりました。

昨年12月の英消費支出は前年比1.0%減少
クレジット会社ビザが16日発表した昨年12月の英消費支出は前年比1.0%減少し、2018年4月以来の大幅な減少となりました。