2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

英中銀金融政策委、11月は全会一致で資産買い入れ枠据え置き決定

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が発表した 11月の金融政策委員会の議事録によると、 資産買い入れ枠据え置きは全会一致で決定した。金利据え置きも9対0で全会一致の決定だった。英国の景気回復は維持されているものの、 重大なインフレリスクはなく、…

米雇用統計に操作疑惑、昨年の大統領選挙前と米紙報道

2012年の米大統領選挙前の雇用統計で失業率が 操作されていたと米紙が報道したことを受け、下院監視・ 政府改革委員会のダレル・アイサ委員長は19日、 国勢調査局にさらなる情報の提供を求めた。米紙ニューヨーク・ポストは、選挙戦終盤の時期に 統計で使わ…

豪ドル下落が望ましい、米緩和縮小が下落促す可能性=豪中銀総裁補

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のデベル総裁補は20日、 豪ドルの下落が望ましいが、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の 縮小をいつ開始するかにかかっているとの考えを示した。同総裁補は、FRBによる金融政策の正常化開始が 豪ドルの下落を促す…

米、基準値到達後も長期間大幅な金融緩和続く公算=イエレン氏

イエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長は、失業率 もしくはインフレ率がFRBの基準値に到達した後も、 金融政策は長期間かなり緩和的な状態が続く公算が 大きいとの認識を示した。エリザベス・ウォーレン上院議員への書簡で述べた。失業率の基準値到達が政策…

必要な限り超緩和的な政策維持、労働市場を重視=FRB議長

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は19日、 FRBは必要な限り超緩和的な金融政策を維持すると述べ、 労働市場の改善が続くと確信した時にのみ債券買い入れの 縮小を開始するとの見通しを示した。ナショナル・エコノミスツ・クラブにおける講演の 予定…

「ボルカールール」、年内導入見込む=ルー米財務長官

ルー米財務長官は19日、金融機関の自己勘定取引を 制限する「ボルカールール」について、 年内に導入されるとの見通しを示した。長官は会合で、今年中にボルカールールの策定を 完了させると表明、年内の導入を楽観視していると述べた。

米財政協議、歳入増同意なければ大型合意の公算小さい=財務長官

米財務省のルー長官は19日、財政協議について、 共和党が歳入増に同意しなければ、広範にわたる合意が 得られる可能性は低いとの見方を示した。財政問題をめぐっては、議会上下両院から選ばれた 29人の議員で構成される超党派委員会が、10月に 始まった今会…

OECDがECBに量的緩和提言、「デフレリスク回避に必要」

経済協力開発機構(OECD)は19日に発表した 世界の経済見通し(エコノミック・アウトルック)で、 欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏が日本のような デフレスパイラルに陥ることがないよう、 米連邦準備理事会(FRB)が実施しているような 量的緩和策を実施す…

量的緩和は可能性の1つ、詳細が討議されたことない=コンスタンシオECB副総裁

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は19日、 量的緩和(QE)について、ECB当局者の間で政策の 選択肢としていかなる詳細も討議されたことはない との認識を示した。前週はプラートECB専務理事が、インフレ率を 目標水準である2%近くまで戻すため、ECB…

金融緩和は「かなりの期間」続く見込み=米NY連銀総裁

ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は18日、10月の 米雇用統計の改善や第3・四半期国内総生産(GDP)の 予想を上回る伸びなどを踏まえ、経済動向に一段と 期待が持てると感じており、成長は来年以降、 加速するだろうとの考えを示した。ハト派として知られる総…

常習的な違法行為確認された銀行、厳しく処罰される可能性=米司法省

米司法省のコール副長官は18日、常習的な法律違反が 確認された金融機関に酌量の余地はないとし、 厳しい処罰の対象になる可能性があると警告した。副長官は会合で「当局と不起訴や訴追延期で合意した 銀行が他の法律違反(容疑)で調査を受けている場合、 …

英金融機関、住宅価格の修正局面入りに危機感強める=中銀調査

英金融機関は、同国の住宅価格が修正局面入りすることに、 急速に危機感を強めていることが、イングランド銀行 (英中央銀行、BOE)が18日に公表した調査で 明らかになった。住宅価格に及ぼす低金利の影響への警戒感が、 5月の調査時よりも急速に高まったと…

ドイツ経済が回復定着の公算、内需・海外景気改善支援=連銀月報

独連銀は18日公表した月報で、国内経済は堅調に 拡大しており、内需や海外の景気改善が支援となって 今後数カ月に回復が定着する公算が大きいとの見方を示した。ドイツ経済はゼロ成長となった第1・四半期から 第2・四半期には0.7%まで成長率が回復。ただ第3…

欧州銀会計方法のばらつき、市場の不安感に=証券市場監督局

欧州証券市場監督局(ESMA)は18日、銀行の 会計報告の方法に大きなばらつきがあるため、 健全性についての投資家の不安感につながり、 金融の安定を損なう可能性があるとの見解を示した。ESMAのスティーブン・マイヨール長官は大手行39行に 対する調査で、…

EBA議長が欧州銀の再編遅れを指摘、ストレスシナリオは直前公表も

欧州銀行監督機構(EBA)のエンリア議長は、 過去数年で破綻に追い込まれた欧州の銀行が 少な過ぎたという見解を示した。議長はドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙との インタビューで、各国政府はこれまで銀行を破綻させるよりも 事業を継続させる傾…

ドルを買えるのか

今週の為替相場は、ドル買いを続けることが 出来るのか、否かが、大きな焦点になるもの とみられます。ドルは、発表された雇用統計で、 非農業部門の新規雇用が、市場の事前予想を 上回ったことを材料に、対円で100円台を 回復しました。さらに、イエレン次…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では堅調といわれる経済の状況を確認する 強い経済指標が続くのか、感心が集まっています。一方、欧州では、冴えない経済指標の発表が 続くのか、注目されています。ユーロ圏ではさらなる利下げ観測が流れる…

銀行は衝撃に備え資本増強を、報酬を業績連動型へ=米FRB議長

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は14日、 銀行は市場の衝撃への耐性を高めるため、自己資本を 増強するとともに流動性資産の保有を厚くすべき との考えを改めて示した。金融政策や米経済に関する 見通しには言及しなかった。議長は「最重要目標は、…

アイルランドが来月の金融支援脱却を発表、予備的信用枠求めず

アイルランドのケニー首相は14日、欧州連合 (EU)と国際通貨基金(IMF)から受けている 金融支援プログラムを来月脱却すると宣言するとともに、 脱却後も予備的信用枠を求めない意向を示した。首相は同国にとって時宜を得た適切な決定だと強調し、 「これは…

英国のインフレ期待高まる、緩み解消前に利上げも=中銀政策委員

イングランド銀行(英中央銀行)のウィール金融政策委員は15日、 インフレ期待の上昇を見過ごすことはできないとし、経済の緩みが 完全になくなる前に利上げが必要になる可能性があるとの見解を 示した。ウィール委員の発言を受け、 為替市場ではポンドが上…

スペイン、国有化銀行の売却に向け追加支援必要の可能性

関係筋によると、金融支援を受けたスペインの 銀行の買い手候補が、同国政府に対し、 さらなる銀行支援を求めている。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は14日、 スペインがユーロ圏による銀行支援プログラムから 脱却することを認め、追加で資金が引き…

ECB、理事会議事要旨を公表すべき=フィンランド中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの リーカネン・フィンランド中銀総裁は15日、 ECBは透明性を高めるために理事会の議事要旨を 公表する必要があるという見方を示した。総裁はフィンランド放送協会(YLE)との ラジオインタビューで、「(ECBは)市民と 市…

銀行へのESM直接資本注入、可能と決まったわけでない=独財務相

ショイブレ独財務相は15日、ユーロ支援基金の 欧州安定メカニズム(ESM)について、同基金による 銀行への直接資本注入が可能になったと決まった わけではないと述べ、ドイツ国内での法改正など、 先にすべきことが残されているとの認識を示した。欧州連合(…

ECB、国債買い入れ選択肢だが他の手段の方が容易=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は15日、 ECBには必要であれば国債を買い入れる選択肢があるが、 ユーロ圏共同債がないため、他の手段の方が 実施しやすいとの見解を示した。理事は「われわれは責務上、資産買い入れが可能だが、 共通のソブリン債が…

銀行へのESM適用、最終手段として認める=EU財務相

欧州連合(EU)の財務相は15日、ユーロ支援基金である 欧州安定メカニズム(ESM)の銀行への適用について、 投資家や政府からの支援が不可能な場合にかぎり、 最終的な措置として認めることで合意した。銀行救済をめぐっては足元、破たん時にシニア債 保有者…

イエレン米FRB副議長、公聴会で成長支援の重要性強調

次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名された イエレン副議長は14日、上院銀行委員会の指名承認公聴会で、 雇用促進が最重要課題との認識を示し、FRBが実施する 成長支援策の正当性を強く主張した。イエレン氏は、雇用創出の持続が可能なほどに 景気回復が…

将来的に4〜5%の金利が正常となる可能性=フィッシャー英中銀理事

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の フィッシャー理事は14日、インフレが中銀の 目標水準まで低下し、成長率が加速した場合は、 金利が将来的に4〜5%程度まで上昇する可能性が あるという見方を示した。ただ、BOEは近い将来に 利上げをするつもりはない…

ユーロ圏、低インフレ長期化の可能性も=ECB月例報告

欧州中央銀行(ECB)は14日公表した月例報告の中で、 基層の価格圧力は一段と和らいでおり、ユーロ圏の インフレ率はしばらく低水準にとどまる可能性が あるとの認識を示した。ECBは論説欄の中で「ユーロ圏における中長期の インフレ期待は、2%を下回るが2…

金融政策は為替のコントロールを目的とするものではない=雨宮日銀理事

日銀の雨宮正佳理事は14日午前の参議院財政金融委員会で、 日銀が行っている量的・質的金融緩和に関して、 為替のコントロールを目的とするものではないと語った。 井上義行委員(みんな)の質問に答えた。雨宮理事は「質的・量的金融緩和のもとで物価安定目…

イエレンFRB副議長、超緩和的政策の必要性強調=公聴会証言原稿

次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名された イエレン副議長は、14日の上院銀行委員会の 指名承認公聴会向けの証言原稿で、引き続き 潜在的水準を下回る状況となっている経済と 労働市場を下支えするため、FRBには まだなすべきことがあるとの見解を示した…