2013-11-14から1日間の記事一覧

金融政策は為替のコントロールを目的とするものではない=雨宮日銀理事

日銀の雨宮正佳理事は14日午前の参議院財政金融委員会で、 日銀が行っている量的・質的金融緩和に関して、 為替のコントロールを目的とするものではないと語った。 井上義行委員(みんな)の質問に答えた。雨宮理事は「質的・量的金融緩和のもとで物価安定目…

イエレンFRB副議長、超緩和的政策の必要性強調=公聴会証言原稿

次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名された イエレン副議長は、14日の上院銀行委員会の 指名承認公聴会向けの証言原稿で、引き続き 潜在的水準を下回る状況となっている経済と 労働市場を下支えするため、FRBには まだなすべきことがあるとの見解を示した…

FRB議長、政策決定の透明性向上の重要性を強調

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は13日、 ワシントンで講演し、FRBが政策決定を国民に率直に 説明するための努力を重ねるほど、FRBはより正当かつ 効果的な機関となる、との見解を示した。金融政策や米経済の状況について 具体的には言及しなかった…

英失業率が早期低下の可能性、利上げ急がず=中銀インフレ報告

イングランド銀行(英中央銀行)は13日に公表した 四半期インフレ報告で、景気回復の進展により 失業率はこれまでの見通しより早期に低下する との見通しを示した。ただ利上げを急ぐ必要はないと強調した。中銀は、金利が現在の0.5%で推移すれば失業率は 20…

必要なら2015年の選挙前に利上げする用意=英中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は13日、 必要なら2015年の選挙前に金利を引き上げる用意が あると言明した。総裁はチャンネル4ニュースで、選挙より前に 利上げする用意があるかとの質問に対し「当然だ。 中期的な視野で正しい措置を講じなけ…

バイトマン独連銀総裁、低金利の恒久化に警戒感表明

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は13日、低金利の効果は 時間の経過とともに薄れると指摘し、 低金利環境の恒久化に警戒感を示した。ECB理事会としてデフレリスクは 認識していないとも述べた。総裁は講演で「低金利が恒久的な治…

ECB、インフレ率押し上げへ資産購入可能=プラート専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、 ユーロ圏のインフレ率を中銀の目標水準に 押し上げるために必要となった場合、ECBは 資産買い入れや中銀預金金利のマイナスへの 引き下げに踏み切ることが可能との見解を示した。同総裁は米紙ウォールストリート…

ECBがユーロ圏銀行首脳と会合、ストレステストの概要説明

欧州中央銀行(ECB)は13日、ユーロ圏の銀行を 対象に来年予定しているストレステスト(健全性審査)の 実施要綱を説明するため、域内銀行の首脳を集めて会合を開く。ECBは18日と25日にも同様の会合を 開催する予定で、今回が初回となる。会合には、ドラギ総…

欧州委がドイツの経常黒字を調査へ、過剰なら是正提言

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、 ドイツの経常黒字について調査することを決定した。 深刻な経済不均衡を示すものであるか詳しく分析する。ドイツに対しては、輸出に依存し過ぎているとの批判が 米国やEUから出ており、内需拡大に向けたいっそうの 努力…