2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ECB月報、短期金利のボラティリティ高まると予想

欧州中央銀行(ECB)は16日、流動性の 正常化プロセスにおいて短期金利は ボラティリティが高まり、徐々に 主要政策金利の水準に向けて上昇していく 可能性があるとの見通しを示した。月報の中で「移行期においては流動性供給が 正常化するに伴い、ボラティ…

欧州議会、ラウテンシュレーガー氏のECB理事就任を承認

欧州議会は16日、ラウテンシュレーガー独連銀副総裁の 欧州中央銀行(ECB)理事就任を443対47の賛成多数で 承認した。 任期は8年。ドイツ連立政権の労働次官に就任するために 退任したアスムセン氏の後任となる。ラウテンシュレーガー氏は13日に行われた 欧…

ユーロ圏インフレ率、一段鈍化の可能性低い=ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の ダイセルブルーム議長は16日、ユーロ圏の インフレ率がこれ以上鈍化する可能性は低く、 現在の低い水準が景気回復に対して大きな悪影響を 及ぼしてはいないとの見方を示した。欧州連合(EU)統計局が7日発表した 201…

中国、不健全な地方政府投資会社を一掃へ=人民銀

中国人民銀行(中央銀行)は16日、地方政府傘下の 投資会社のうち、運営が不健全な会社に対しては 融資を削減するよう銀行に指示する方針を明らかにした。健全な運営とリスク管理を行っている 場合は支援するよう指示する。人民銀行はウェブサイトに掲載した…

景気回復が地域経済に広がる、消費増税後も改善続く=日銀支店長会議

日銀は16日、本店で支店長会議を開催し、 景気回復の動きが地域経済に一段と 広がっていることを確認した。各支店からの景気報告を取りまとめた「地域経済報告 (さくらリポート)」では、同リポート公表後で初めて 全9地域が景気判断に「回復」との表現を盛…

米経済、引き続き緩やかなペースで拡大=地区連銀経済報告

米連邦準備理事会(FRB)は、15日発表した 地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済が 昨年11月下旬から年末にかけて、引き続き緩やかな ペースで拡大したとの認識を示した。大半の地区で経済見通しは前向きで、 一部地区は成長の加速を見込んでいると…

世界経済は今年成長加速へ、デフレリスク高まっている=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は15日、 世界経済は今年、一段と成長が加速する見通しだが、 依然として4%程度の潜在成長率を下回る との見方を示した。また物価上昇率が多くの中銀の目標を下回る 状況にあるとして、デフレのリスクが 高まっている…

EU協定、目的に合致しておらず変更すべき=英財務相

英国のオズボーン財務相は、欧州連合(EU)の 運営を定めた協定について、目的に合致しておらず 変更すべきとし、英国はEUとの関係を見直す覚悟だと 述べた。同相は「欧州協定は目的に合致していない。 一部諸国が他国に比べて一段と深い統合を 望んでいる状…

ドイツ銀、為替不正操作関連で米国の一部トレーダーを停職=関係筋

ドイツ銀行は、世界的な為替市場での不正操作の 内部調査に関連して、ニューヨークなどで 複数の為替トレーダーを停職とした。 関係筋が明らかにした。調査の結果、ニューヨークとおそらく米州内で 「複数のトレーダー」が対象になったという。15日付独ウェ…

米当局、シティ英オフィスに調査官派遣=関係筋

米連邦準備理事会(FRB)と米通貨監督庁(OCC)が 外国為替市場の不正操作疑惑に関する国際的な調査の 一環として、シティグループの英国オフィスに調査官を 派遣していることが15日、関係筋の話で分かった。シティは先週、欧州スポット外為トレーディング部…

ECB銀行ストレステスト、資本基準まだ決定していない=報道官

欧州中央銀行(ECB)は15日、今年実施する ストレステスト(健全性審査)で銀行に求める 自己資本比率の水準はまだ決定していない と明らかにした。ブルームバーグはユーロ圏当局者の話として、 リセッション(景気後退)シナリオの下でも 6%以上の自己資本…

物価安定リスクは下向き、デフレリスク見られず=メルシュECB専務理事

メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事は15日、 ユーロ圏の物価安定について、上向きのリスクよりも 下向きのリスクの方が大きいものの、デフレリスクは 見られず、現時点では金融緩和政策が正当化される との考えを示した。「われわれの物価安定の定義は双方…

12月の米公定歩合議事録、1地区連銀が利下げ・3地区が利上げ要求

米連邦準備理事会(FRB)が14日公表した 2013年12月の公定歩合会合の議事録から、 ミネアポリス地区連銀が引き続き、公定歩合を 0.25%ポイント引き下げ0.5%にすることを 求めていたことが分かった。一方、フィラデルフィア、カンザスシティー、 ダラスの3…

細川元首相が都知事選出馬を表明、小泉氏が「脱原発」で支援

細川護熙元首相は14日午後、小泉純一郎元首相と 都内で会談した後、東京都知事選(23日告示、 2月9日投開票)に立候補する考えを示した。 正式な出馬表明の会見は数日中に行う。 小泉氏との会談後、記者団に語った。「脱原発」を掲げて都知事選への立候補を …

ドルはなかなか強くなりません

今週の為替相場は、ドルの 修正局面が見られると考えています。先週末発表された米雇用統計は、 失業率が大幅に改善しました。FRBが想定する6.5%に迫る 6.7%に改善しました。しかし、これは労働参加率が低下したもので、 失業率の改善はまだ道が遠い感じで…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米雇用統計の中身に懸念が出たことで、 他の米経済指標に対する慎重な見方が 出る可能性があり、その中身が注目されます。米国では 【14日】 12月の小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.7%増) 12月の小売売…

米FRB副議長にフィッシャー前イスラエル中銀総裁、大統領が指名

オバマ米大統領は10日、米連邦準備理事会(FRB)の 次期副議長にスタンレー・フィッシャー前 イスラエル中銀総裁を指名した。また、FRB理事にラエル・ブレイナード前財務次官 (国際問題担当)を新たに指名したほか、 ジェローム・パウエルFRB理事を再指名し…

欧州行の一部、ストレステスト意識し融資抑制=アイルランド中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ホノハン・アイルランド中銀総裁は10日、 ユーロ圏の銀行の一部が今年のストレステスト (健全性審査)を意識して、貸し出しを 抑制しているとの見方を示した。ECBは11月から域内行の監督を担うのに先立ち、 主要行の健…

米自動車業界、TPPに為替操作規制の導入呼び掛け

米自動車大手3社(ビッグスリー)で構成する 米自動車政策会議(AAPC)は9日、 環太平洋連携協定(TPP)に為替操作規制を 設けるよう呼び掛けた。参加国は不公正な競争利益を得るため、 為替レートを操作しないことを約束すべきとした。米自動車業界は、TPP…

今年の米成長率は3%台を期待=イエレン次期FRB議長

来月米連邦準備理事会(FRB)議長に就任する イエレン副議長は、2014年は3%かそれ以上の 成長率を遂げると期待していると述べた。低水準にとどまっているインフレ率についても、 目標に向かって上昇するとの見方を示した。タイム誌とのインタビューが9日、…

バーナンキ米FRB議長、上院議員に米経済で明るい展望示す

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は9日、 上院議員との会議で、米経済について楽観的な見通しを 示した。その一方で、長期的な財政赤字や社会保障費の問題への 対応で今後「厳しい決断」を迫られるとの見方を示した。会議に出席したカーパー議員(デ…

フランスの公的債務は危険な水準=国家会計院

フランス会計院トップのディディエ・ミゴー氏は9日、 2013年の同国公的債務は対国内総生産(GDP)比率は 93.4%に達した模様で、危険な水準にまで増加しており、 景気回復に伴い金利が上昇すれば金利支払い負担が増える、 と警告した。さらに「これまでの対…

英中銀が政策据え置き、ガイダンス修正めぐる手掛かり示さず

イングランド銀行(英中銀)は9日、政策金利を 予想通り過去最低の0.5%に据え置いた。資産買い入れ枠も3750億ポンドに据え置いた。景気回復が根付くまで低金利を維持する方針に沿った格好で、 フォワードガイダンスの修正を検討するかをめぐっては示唆を 与…

ECBが金融政策据え置き、デフレ・金利上昇回避へ行動の決意強調

欧州中央銀行(ECB)は9日、主要政策金利を 0.25%に据え置く一方、デフレのリスクや 短期金利の上昇が景気回復を脅かすリスクを 回避するため、利用可能なあらゆる手段を 講じる姿勢を強力に打ち出した。政策金利を長期間、現行水準かそれを下回る水準に 維…

欧州の銀行破綻処理制度、支援網の一段の強化望む=米財務長官

ルー米財務長官は7日、欧州諸国に対し 銀行破綻処理における支援網や銀行資本の 増強で一段の取り組みを求めた。モスコビシ仏経済・財務相との 会談後に臨んだ共同会見で述べた。欧州連合(EU)は前月、 破綻銀行の処理制度で基本合意した。銀行が今後10年を…

企業トップが110円超の円安に悪影響懸念、輸入コスト増加

米国の景気回復期待を背景に、2013年末に 一時105円台を付けたドル/円相場。2014年もドル高/円安基調が 続くとの見方が強い。ただ、企業トップからは、エネルギーなど 輸入コスト高といった負の面を意識し、 110円を超えるドル高/円安には懸念を 示す声も…

円、下値メドを意識か

今週の為替相場は、円が 下値メドを意識する展開が予想されます。年末年始の為替相場は、薄商いの中で、 円が下値を意識する展開となりました。円は対ドルで105円台に下落する動きを 見せましたが、急落までには至りませんでした。 着実に円の下値を切り下げ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国では景気の回復が強く意識されており、 経済指標がその流れを鮮明にするのか注目されます。また、欧州でも金融危機が遠のいたとの見方が 強まる中で、経済の底堅さを指摘する声が出ており、 経済指標の中身…