2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米大統領、3月4日に2015年度予算教書を提出

オバマ米大統領は2015年度予算教書を 3月4日に公表する。ホワイトハウス行政管理予算局 (OMB)報道官が23日、明らかにした。米議会では前週、超党派予算案が成立。今後2年での強制削減は約630億ドル緩和され、 2014会計年度の歳出規模は1兆0120億ドルに 増…

利上げの判断には幅広いアプローチ採用=英中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は23日、 利上げ可能な時期の見極めについて、幅広いアプローチを 採用する考えを示した。 BBCのインタビューで述べた。22日発表された国際労働機関(ILO)ベースの 2013年9〜11月失業率は7.1%で、中銀が8月に…

ユーロ圏経済は揺り戻しのリスク大、楽観的見通しに注意=ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、 ユーロ圏経済について、揺り戻しの 大きなリスクがあり、過度に楽観的な 見通しには注意すべきとの見方を示した。総裁は、ユーロ圏には景気回復の始まりを 示す心強い兆候が見られるが、回復は なお弱く均一ではないと…

物価目標達成に2年以上、進展着実なら追加緩和不要=篠原IMF副専務理事

国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は23日、 都内で開かれたセミナーで講演し、先進国・地域の 中央銀行が採用している非伝統的な金融政策について、 世界経済の支援に効果があったと評価しながらも、 出口政策は複雑な執行と困難さを伴うとの認識を示…

海外判断を上方修正、自動車・家電に駆け込み需要=1月の日銀月報

日銀は23日に公表した1月の金融経済月報で、 国内景気の現状について「緩やかな回復を続けている」 とし、昨年12月の表現をほぼ据え置いた上で、 「消費税率引き上げ前の駆け込み需要も みられている」との指摘を付け加えた。米国経済の不透明感低下を背景に…

英中銀の1月議事録、全会一致で政策据え置き

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が発表した 1月の金融政策委員会の議事録によると、金利据え置きと 資産買い入れ枠据え置きを全会一致で決定していた。また失業率が政策を見直す水準としている7%に 近く低下しても、直ちに政策金利を引き上げる 必要は…

物価目標2%達成に自信、増税による実質所得減など注視=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は22日の金融政策決定会合後の 記者会見で、世界経済の下振れリスクは低下しており 物価は2014年度後半以降に2%の目標に達する 可能性が高いとし、異次元緩和の効果に自信を示した。消費増税による実質所得の減少などが景気・ 物価の回復…

日銀は異次元緩和の継続決定、2015年度の物価目標達成シナリオ維持

日銀は22日の金融政策決定会合で、資金供給量 (マネタリーベース)を年間60兆〜70兆円増やす 異次元緩和の継続を全員一致で決めた。 現行の資産買い入れ方針も維持する。昨年10月に決めた「経済・物価情勢の展望 (展望リポート)」の中間評価では、2015年…

IMFが世界成長率予想3.7%に上方修正、デフレリスク懸念

国際通貨基金(IMF)は21日、「世界経済見通し」の 改定を公表し、今年の世界経済の成長率予想を 10月時点の3.6%から3.7%に引き上げた。 見通しの上方修正は約2年ぶり。 2015年は3.9%を見込む。経済への向かい風が弱まっており、先進国が 新興国から成長…

2011年の米格下げ、前財務長官がS&P親会社首脳を激しく非難=文書

米格付け会社S&Pが2011年に米国債の格付けを 最上級の「トリプルA」から引き下げたことについて、 当時のガイトナー財務長官が同社の親会社の首脳を 激しく非難していたことが分かった。2008年の金融危機前に格付けをめぐり 不正な行為があったとして政府に…

CEOの景気見通し改善、規制・新興国が懸念材料=PwC調査

プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が 世界1300社以上の最高経営責任者(CEO)を 対象に実施した年次調査によると、2014年に 売上高が増加する「強い自信がある」とする回答は、 前年の36%から39%に上昇した。デニス・ナリー会長が22〜25日に開催…

中小金融機関に短期流動性を供給、市場の安定図る=中国人民銀行

中国人民銀行(中央銀行)は、中小金融機関に 短期流動性をすでに供給したことを明らかにした。中銀はウェイボに掲載した短い声明で、 短期金融市場の安定を図るとした。

イングランド銀行(英中銀)は20日に公表した報告書で、 世界の主要中銀が実施している資産買い入れについて、 市場環境が正常な状態に戻れば、資産価格と実態経済に 大きな影響を及ぼすことなく買い入れた債券を 売却することができるとの見解を示した。同…

独金融規制当局、ドイツ銀行ロンドンオフィスに担当者派遣へ=関係筋

外国為替市場の不正操作疑惑の調査を進めるため、 ドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)の担当者らが、 ドイツ銀行のロンドンオフィスに派遣される。事情に詳しい関係筋が20日明らかにした。ドイツ銀行は先週、ニューヨークにいる 複数の為替トレーダーを…

英HSBCが外為トレーダー2人を停職処分、米シティは休職扱いに

外国為替市場の不正操作疑惑をめぐる 規制当局の調査が本格化する中、 英HSBCと米シティグループは17日、 トレーダーを停職処分や休職扱いにしたことを 明らかにした。HSBC広報担当は「ロンドンの外為トレーダー 2人を停職処分にしたことを確認する」と述べ…

ポンド高、ユーロ圏経済の脆弱さ反映=ブロードベント英中銀金融政策委員

イングランド銀行(英中銀)のブロードベント 金融政策委員は17日、最近のポンド高は、 とりわけユーロ圏などの海外経済の成長が ぜい弱であることを反映しているとの見解を示した。ロンドン・スクール・オブ・ エコノミクスでの講演後、質疑応答で述べた。…

ドル、レンジ圏で推移継続か

今週の為替相場は、ドルがレンジ圏での 推移を継続することが予想されます。ドルは、米経済回復を材料に、特に雇用統計が 改善したことを受けて、昨年来、堅調な動きを 続けてきましたが、今年発表された米雇用統計で、 新規雇用が予想を下回ったことや、労…

今週の材料は?

今週は、各国で経済指標の 発表がやや少なくなっています。ただ、経済指標の中身次第では、市場に影響を 与えることが予想されるので、十分な注意が 必要だと思います。この中、開催される日銀の金融政策決定会合は、 大きな動きはないと思います。基本的に…

米財務長官の円安けん制発言を注視=岩田・元日銀副総裁

岩田一政・日本経済研究センター理事長 (元日銀副総裁)は17日、都内の景気討論会で、 米国のルー財務長官による16日の円安けん制発言を 注視していると指摘した。「政治的な発言がなければ、為替レートは ゆるやかにドル/円110円まで進む」としつつ、 米…

雇用情勢で日銀リポート、人手不足も賃上げに課題

日銀は16日、四半期ごとに公表している 「地域経済報告(さくらリポート)」で、 雇用・賃金情勢の調査結果をまとめた。景気回復に伴い各地で人手不足が顕著になるなど 雇用環境の改善が進んでいるのを確認した内容だ。人手不足により工期の遅延など一部の …

オランダの格付けを「AAA」に据え置き、見通し「ネガティブ」=フィッチ

格付け会社のフィッチ・レーティングス17日、 オランダの格付けを「AAA」に据え置き、見通し 「ネガティブ」とすると発表した。以下は、格付け会社のフィッチ・ レーティングスが発表した声明。オランダの長期外貨建て・自国通貨建て 発行体デフォルト格付け…

景気判断4カ月ぶり上方修正、「緩やかに回復」=1月の月例経済報告

政府は1月の月例経済報告で景気の 基調判断を4カ月ぶりに上方修正した。ことし4月の消費増税前に個人消費が堅調さを 維持していることに加え、出遅れていた製造業の 設備投資が上向いてきた、との判断からだ。内閣府では「景気回復の動きが広がり、 より確か…

財政赤字の縮小、米格付けにプラス=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、 米財政赤字の予想以上に速いペースでの縮小や縮小トレンドの 継続は、米国の格付けにプラスとの見解を示した。ムーディーズは顧客向けリサーチノートの中で、 最近の歳出入のトレンドは、2013及び…

金融不安定への懸念、FRBの緩和提供妨げるべきでない=バーナンキ議長

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は16日、 大規模な資産買い入れ策が金融システムの不安定化を 招くとの妥当な懸念があるものの、FRBは経済が 必要としている刺激策を提供すべきとの見解を示した。米ブルッキングス研究所主催のイベントで述べた。非…

欧州銀行破綻制度は不十分、中国の改革ペース鈍い=米財務長官

ルー米財務長官は16日、欧州は銀行セクターの 修復に向け踏み込んだ措置を講じていない との見方を示すとともに、中国についても 一段と市場原理に基づく経済への移行が 鈍いペースでしか進まないと懸念していると述べた。米シンクタンクの外交問題評議会で…

米、デフォルトに近づくことすら避けるべき=ベイナー下院議長

米共和党のベイナー下院議長は16日、米国は デフォルト(債務不履行)はおろか、デフォルトに 近づくことすら避けるべきとの考えを示した。 記者会見で述べた。政府債務の上限引き上げ期限が2月7日に迫るなか、 財務省は特別措置を実施すれば2月下旬もしくは…

米上院が歳出法案を可決、政府機関閉鎖は回避へ

米上院は16日、2014年の会計年度末までを対象とする 1兆1000億ドル規模の歳出法案を賛成72・反対26で 可決した。これでオバマ大統領の署名を経れば、会計年度末の 9月30日まで政府機関の閉鎖は回避される。法案は軍事費など数千件の政府 プログラムの費用を…

英中銀が新たな資金供給オペ、銀行の借り入れ容易に

イングランド銀行(英中銀)は16日、銀行の借り入れを より容易にする新たな資金供給オペを開始すると発表した。銀行が差し出す適格担保の基準を緩和するほか、 供給量も上限を設けず市場環境に応じて調整する。金融危機時の流動性不足の再発防止が狙い。2月…

ECB、ユーロ圏経済の支援に向け追加措置の用意も=仏中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーである ノワイエ仏中銀総裁は16日、ユーロ圏経済の 支援に向け、ECBは必要なら追加措置を 講じる用意があると述べた。ノワイエ総裁は、ラジオのインタビューで、 オランド仏大統領が14日に発表した法人税減税や 歳出削減…

ユーロ圏に根拠なきインフレ懸念の要因ない=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は16日、ユーロ圏に 「根拠なきインフレ懸念」の要因はないと指摘し、 デフレに陥るリスクにも否定的な見方を示した。バイトマン総裁は講演で「不合理なインフレ懸念を あおる理由はないというドラ…