2014-04-12から1日間の記事一覧

ドル下値余地を意識も

今週の為替相場は、ドルが 下値余地を意識する動きが 予想されます。大きな材料は見当たらないのですが、 日本が政策金利を据え置いたことで、 日米の金利差がさらに広がると 見ていた向きには意外感が出ています。米国は超緩和策の縮小、日本は 追加緩和に…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。経済指標を見極める動きは強いものの、 経済指標が材料になりにくい動きも 見られています。米国では 【14日】 3月の小売売上高(予想前月比0.8%増、前回0.3%増) 3月の小売売上高除く自動車(予想前月比0.4%…

物価目標達成に支障きたせば「躊躇なく政策調整」=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は11日、20カ国・地域 (G20)財務相・中央銀行総裁会議閉幕後に 麻生太郎財務相とともに共同会見に臨み、 日本経済は2%の物価目標への道筋を順調に たどっているが「まだ道半ば」と述べ、 目標達成に支障をきたすようなことがあれば、 …

ユーロ圏のデフレリスク、非常に低い=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は11日、ユーロ圏経済は 今後上向き、インフレ率は徐々に上昇するとし、 ユーロ圏が広範なデフレに陥るリスクは 「非常に低い」との考えを示した。また、低インフレ状況が長引き、ECBが 非標準的な…

ユーロ圏、成長支援・ディスインフレ進行回避へ追加策を=米財務長官

米国のルー財務長官は11日、ユーロ圏のインフレ率が 継続的に目標水準を下回り、需要が弱含んでいることに 懸念を表明した。経済成長を支え、ディスインフレの進行を 回避する追加策が必要との認識を示した。国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季総会に 際して…

G20はIMF改革遅延に「深く失望」、ウクライナめぐるリスクを注視

ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20) 財務相・中央銀行総裁会議は11日、米国に対し 国際通貨基金(IMF)改革案を年末までに 批准するよう求め、批准できなかった場合は 米国抜きでIMF改革を進めるとする共同声明を 採択して閉幕した。今回のG20会議では…

ECB、6月理事会で低インフレ対策決定も=オーストリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・ オーストリア中銀総裁は11日、ECBは低インフレに どのように対応するか、より多くのデータが揃う 6月初旬の理事会で決定する可能性がある との見方を示した。同総裁は「6月には年末までの新たな見通しが 出…

ECBの一段の緩和策、ユーロ上昇すれば必要性高まる=クーレ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は11日、 ユーロ相場がさらに上昇すれば、ECBが一段の 緩和策を実施する必要性が高まるとの考えを示した。同専務理事はブルームバーグテレビに対し、ECBは 為替相場を政策目標としていないと強調しながらも、 物価動向に…

G7サミット、6月4日からブリュッセルで開催=EU

主要7カ国(G7)は、ロシアを除いた 首脳会議(サミット)を6月4〜5日、 ブリュッセルで開催する。 欧州連合(EU)が11日明らかにした。

政府がエネルギー基本計画を閣議決定、原発再稼動方針明記

政府は11日、原子力発電所の再稼動を 進める方針などを明記した「エネルギー 基本計画」を閣議決定した。原発依存度を「可能な限り低減させる」 としながらも、原発は「重要なベースロード電源」 と位置づけ、3年前の原発事故以前と同様に 活用していく姿勢…

輸出の先行きに弱さ残る可能性、増税後の反動減も注視=3月の日銀議事要旨

日銀が11日公表した議事要旨によると、 3月10〜11日の金融政策決定会合では、 何人かの委員が輸出の先行きについて、 製造業の海外生産シフトなど構造要因を背景に 「弱さが残る可能性がある」と指摘していたことが 明らかになった。4月の消費税率引き上げに…

米債券ディーラー、3月FOMC受け早期利上げを予想=NY連銀調査

米国の債券ディーラーが前月の米連邦公開市場委員会 (FOMC)を受け、早期利上げを予想し始めていたことが、 ニューヨーク連銀が10日に公表した調査結果で明らかになった。調査では、3月18〜19日のFOMCの前と 後の利上げ見通しについてディーラーに質問。そ…

スコットランド独立なら、英国のトリプルA復帰は先延ばし=フィッチ

格付け会社フィッチは10日、英国北部スコットランドで 9月に独立の是非を問う住民投票が実施されることに関し、 独立が決まった場合は、英国がトリプルAの格付けを 取り戻すのにさらに時間を要することになると指摘した。スコットランドが英国から独立すれば…

英中銀、政策金利を過去最低の0.5%に据え置き

イングランド銀行(英中銀)は10日、 政策金利を過去最低の0.5%に据え置いた。資産買い入れ枠も3750億ポンド (6280億ドル)に据え置いた。カーニー中銀総裁は2月、雇用や所得、 支出の伸びが継続するまで金融政策の 引き締めは見送る可能性を示しており、 …

ECBの資産買入には責務・条約上の限界=独連銀総裁

ドイツ連銀のバイトマン総裁は、欧州中央銀行(ECB)は 責務と法的権限の範囲内でのみ大規模な資産買い入れを 行うべきとの見解を示した。CNBCのインタビューで、ECBの量的緩和策による 国債買い入れは欧州連合条約で認めていると思うか との質問に対し、総…

日本、一層明確な成長戦略を=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は10日、 中国がこのほど、人民元の変動幅を拡大したことについて、 国際化に向けた動きとして歓迎する意向を示した。 IMF・世界銀行春季総会に際して語った。同氏は、変動幅の拡大について、 人民元安誘導策とみなし…

ECBはデフレリスク回避のためバランスシート拡大すべき=IMF幹部

国際通貨基金(IMF)のマフムード・プラドハン欧州局次長は10日、 欧州中央銀行(ECB)はデフレリスクを回避するために一段と バランスシートを拡大すべきとしつつ、国債を買い入れる 量的緩和(QE)のみがその手段ではないとの考えを示した。銀行への流動性…

ユーロ圏の景気回復、一様でない=ECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は10日、 ユーロ圏の景気回復は加盟国間に差があり、 一様でないとの見方を示した。同専務理事はワシントンで行なう講演の原稿で、 「最新の統計では、ユーロ圏経済は総じて、 ゆっくりと回復に向かっていることが示さ…

量的緩和の詳細は未定、民間部門から資産買い入れも=コンスタンシオECB副総裁

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は10日、 デフレ回避に向けた量的緩和策の詳細はまだ何も 決定していないが、民間部門からの資産買い入れも 含まれる可能性が高いとの見方を示した。副総裁は記者団に対し、「専門家が検討し、シナリオを 構築してい…

ECBは量的緩和開始の用意、インフレ期待は抑制=ドラギ総裁

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は10日、 低インフレのリスクに対応するために 量的緩和策を開始する用意があるが、 現時点ではインフレ期待がECBの目標に 沿ってしっかり抑制されているとの見方を示した。ワシントンでの国際通貨金融委員会(IMFC)の 会合向…

中国は景気刺激策について非常に慎重になるべき=易綱・人民銀副総裁

中国人民銀行(中央銀行)の易綱・副総裁は10日、 ワシントンで開催された国際通貨基金(IMF)と 世界銀行による会議前の会見で、中国政府と 人民銀は同国の景気刺激策に対し非常に 慎重になるべきだとの見方を示した。副総裁は「あらゆる景気刺激策は、経済…