2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ECB、6月理事会で行動とる可能性高まった=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は19日、 ユーロ圏でインフレ低下圧力が高まる中でECBが 来月の理事会で追加措置を打ち出す可能性が 高まっているとの認識を示した。専務理事は講演原稿で「ECB理事会が次回6月の会合で 行動に出る公算はかなり大きく…

英住宅市場には構造的な問題、バブルを警戒=カーニー中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、 国内住宅バブルに対する強い警戒感を示し、 住宅ローン関連の新規制を検討していることを 明らかにした。18日に放映されたスカイ・ニュース・テレビとの インタビューで総裁は、国内住宅市場には、 新規住…

プラートECB専務理事、6月理事会で利下げ提言へ=独誌

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、 6月5日の理事会で、主要政策金利を現在の 0.25%から0.15%に引き下げるよう提言する意向。ドイツのシュピーゲル誌が18日、 情報源を示さず報道した。同誌によると、プラート専務理事は、現在ゼロ%の 預金金利に…

ユーロ軟調は続く

今週の為替相場は、ユーロが 軟調な動きが続くと見ています。6月のECB理事会では、追加緩和が 行われるとの見方が強く、これが ユーロ軟調の大きな材料です。特に、これまではECBの金融緩和について、 反対していたドイツ連銀が、最近の発言で、 金融緩和に…

第2四半期米成長率予想、3.3%に引き上げ= 米フィラデルフィア地区連銀エコノミスト調査

米フィラデルフィア地区連銀が16日発表した四半期調査から、 エコノミストが第2・四半期の米経済成長率見通しを引き上げ、 年内の雇用情勢に対する見通しも明るさを増していることが 明らかになった。エコノミスト42人を対象に実施された調査では、 第2・四…

ベルギーの米財務省証券保有急増、ユーロクリアが関連性指摘

ベルギーに本社を置く清算機関ユーロクリアは16日、 ベルギーの米財務省証券保有高が急増していることについて、 同社の取引が関係している可能性があるとの見方を示した。 米財務省が前日に発表した3月の海外投資家による 対米証券投資統計によると、ベルギ…

対ロシア制裁がドイツ企業に影響、恒久的な傷跡も=業界団体

ドイツの産業グループは独政府に宛てた社外秘文書の中で、 対ロシア制裁による影響がすでにロシアで事業を展開する 独企業に及んでおり、今後ロシアに対する経済制裁が 発動されれば、ドイツだけでなく、欧州の産業に 恒久的な傷跡を残すと警鐘を鳴らした。…

ユーロ圏、低金利必要だがリスクにも配慮=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は16日、 ユーロ圏経済について、景気の回復を維持するため、 低金利が必要だが、低金利に伴うリスクを避ける 必要もあると述べた。専務理事は「これまで表明しているように、 金利は長期にわたって低水準もしくは現行を…

今週の材料は?

今週も各国で、経済指標の発表があります。足元の経済の行方に関心が集まっているので、 注視したいと思います。米国では 【21日】 FOMC議事録4月29・30日分【22日】 最新週の新規失業保険申請件数(前回29.7万件) 4月の中古住宅販売件数(予想年率換算467…

過半数の米国民がヒラリー・クリントン氏に好感=世論調査

ロイターとイプソスの世論調査によると、 米国人の過半数がヒラリー・クリントン 前国務長官に好感をもっており、2016年の 大統領選で勝利すると予想している。調査は11〜15日、1518人の 米国人成人にオンラインで実施された。その結果、クリントン氏を知っ…

中小企業向け融資伸び悩み、企業の弱い需要が一因=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は15日、 銀行の中小企業向け融資が伸び悩んでいる理由について、 資金需要が弱いことなどが背景との見解を示した。総裁は「中小企業が繁栄すれば、われわれ全ての 利益になる」と述べる一方、「銀行の小口融資は 横ばいの…

FRB、米経済回復を引き続き支援=イエレン議長

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は15日、 FRBは金融の状況をより緩和的にしようとしていると 述べた上で、米国が健全な経済を実現するまでには、 まだ道のりがあるとの見方を明らかにした。議長は、米国商業会議所で開いた中小企業関連 イベント向けの…

英住宅市場は回復、信用拡大に問題ない=中銀委員

イングランド銀行(英中銀)のブロードベント金融政策委員は、 国内住宅市場が景気とともに回復することに意外感はなく、 信用拡大は問題となる水準ではないとの見解を示した。外部委員である同氏はBBCラジオで、「問題となるのは 住宅価格自体だけでなく、…

ECB、6月の理事会へ様々な政策を準備=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は15日、 ECBが6月の理事会に向け、様々な政策手段の準備を 進めていることを明らかにした。 会合の合間に記者団に述べた。ECBのドラギ総裁は先週、インフレ率の見通しが 悪化した場合、6月の理事会で新たな政策を決定…

ECB専門家のインフレ予測下方修正、予想外ではない=コンスタンシオ副総裁

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は15日、 ECB専門家による予測調査で今年のインフレ率予測が 下方修正されたことについて、予想外の結果ではないと述べ、 ECBは中期的な動向を重視しているとの見方を示した。副総裁は「予測の修正は極めて小幅。こ…

ECBの専門家予測調査、2016年のインフレ率予測を下方修正

欧州中央銀行(ECB)は15日、ユーロ圏経済に関する 第2・四半期の専門家予測調査(SPF)を公表した。調査では、2016年のインフレ率予測が下方修正された。

消費増税の影響、需要回復の見極めはもう少し時間かかる=自工会会長

日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)は 15日の記者会見で、4月の消費増税前の駆け込み需要の 影響について、4月の店頭での受注は「間違いなく 落ちている」が、増税前の駆け込み需要の「反動減の 実態をつかむにはまだ時間がかかる」と説明、 需要回…

ネット不正送金の法人被害、補償は各行で判断=全銀協

全国銀行協会は15日、法人に拡大している ネットバンキングによる不正送金被害で、被害法人の 補償対応について、会員の各金融機関が個別に対応を 判断するとの現時点での考え方を公表した。今後、協会内の検討部会で外部の有識者の意見も 聞きながら、さら…

消費増税の反動減、想定内との声多い=櫛田日銀理事

日本銀行の櫛田誠希理事は15日、大阪市内での記者会見で、 消費増税に伴う近畿経済の影響について「反動減は想定の 範囲内に収まっているといった声が多く聞かれている」 とする一方、「収束するにはまだ時間を要する」と話し、 引き続き影響を注視する構え…

目標への道筋外れれば政策調整、株式市場の動向注視=日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は15日午前の参議院財政金融委員会で、 日銀が掲げる2%の物価安定目標の達成に向けた道筋から 外れる懸念があれば、ちゅうちょなく政策調整を行う との姿勢を改めて表明した。株式市場の動向も注意してみていく、と語った。金子洋一委員(…

成長には労働など供給力強化が不可欠、今が議論の好機=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は15日午後、米コロンビア大の ビジネススクールが都内で開催したイベントで講演し、 労働需給の問題など日本経済の成長には供給力を 強化することが重要だということがはっきりしてきたとし、 今こそ成長に向けた課題を議論すべきと訴え…

英中銀は利上げ急がず、向こう2年の失業率見通しを引き下げ

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は14日公表の インフレ報告で、利上げは急がないとの認識を示し、 向こう2年の失業率見通しを5.9%に引き下げた。 前回2月予想は6.4%だった。一方、経済成長率やインフレ、金利上昇の 時期に関する見通しはほぼ据え置い…

ユーロ圏、来年末までにデフレに陥る確率25%=IMF

国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、 オリビエ・ブランシャール氏は14日、ユーロ圏が 来年末までにデフレに陥る確率は25%との見方を示した。 ニューヨークで開催されているフォーラムで述べた。ユーロ圏について、現時点では低インフレの 状況を見込…

政策で行動必要なら独連銀も行動の用意=バイトマン独総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は14日、ECBが 政策行動を起こす必要があれば、独連銀も 行動の用意があると表明した。ただ、現在検討されている措置が すべて適切とは限らないとの考えを示した。 ドイツ紙ウェルト主催 イベント…

利用可能な政策措置の拡大に注力=メルシュECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの メルシュ専務理事は14日、来月の理事会で 追加措置に動く可能性をめぐり、利用できる 政策措置の幅を広げるために「集中的に」 取り組んでいると明らかにした。ドラギECB総裁は先週、理事会は「次回 行動することに違和…

ECB、債券買入策めぐる裁判所判断まで制約受けない=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ専務理事は14日、 ECBは債券買い入れ策(OMT)の一環として流通市場から国債を 買い入れることが可能だとし、OMTをめぐる欧州司法裁判所 (ECJ)の判断が出るまで制約は受けないとの見方を示した。2012年9月に導…

欧米企業幹部、ロシアでの国際会議出席を取りやめ

ウクライナ問題をめぐりロシアと欧米諸国間の緊張が 高まるなか、欧米企業の幹部が今月ロシアで開催される 国際会議への出席を取りやめている。サンクトペテルブルクで5月22〜24日に サンクトペテルブルク・インターナショナル・ エコノミック・フォーラムが…

ドイツ連銀がECBの政策行動後押し用意=関係筋

ドイツ連銀は必要であれば欧州中央銀行(ECB)の 政策行動を後押しする用意があると、同連銀の関係筋が 13日明らかにした。同筋は、金融政策担当者はすべての関連指標を 精査しており、2016年のインフレ予測が 重要としつつも、政策行動をめぐりこれが 唯一…

銀行監督強化、「影の銀行」拡大の恐れ=オーストリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・ オーストリア中銀総裁は12日、銀行部門の監督強化で、 シャドーバンキング(影の銀行)セクターにリスクの 高い取引が移される可能性があるとの見方を示した。銀行同盟に関する会合の原稿で「銀行部門での …

米経済の強さ、見極めにはまだ時間必要=アトランタ地区連銀総裁

米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は11日、 米経済成長は第2・四半期に加速し、国内総生産 (GDP)伸び率は前期比年率3%かそれ以上になる との見方を示した。一方、持ち直しの動きが持続的なものかどうか 見極めるにはまだしばらくかかる可能性がある…