2015-11-14から1日間の記事一覧

米欧日の金融政策を注目

今週も米欧日の金融政策を注目する 展開が続くものと思います。米国の12月の金融政策の変更(超緩和策の解除)の 確度が一段と高まっています。一方、ユーロ圏ではドイツの反対はあるものの、 追加緩和に向けてECBの総意が固まってきた という印象が強まって…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国は12月に利上げ(超緩和策の解除)、 ユーロ圏では追加緩和、日本では金融政策は 変更無しが予想されています。それぞれの地域での金融政策が打倒となるのか否か、 足元の経済指標を注目売る動きが強まるも…

パリ同時攻撃で120人超死亡、仏大統領が非常事態宣言

フランスのパリで13日夜、銃撃や爆発など市内各地で ほぼ同時に複数の攻撃が発生、検察当局者によると、 少なくとも120人が死亡した。オランド仏大統領は、前例のないテロ行為だと非難し、 非常事態を宣言した。同当局者はまた、5人の容疑者を 「制圧」した…

英国の家計・企業債務、過剰ではない=中銀理事

イングランド銀行(英中央銀行)のハルデーン理事は13日、 国内の家計・企業債務について、注視が必要だが、過度に 膨らんではいないとの認識を示した。理事はBBCラジオに「全体として、現時点で家計や 企業が債務を積み上げているわけではない。危機の 経験…

マイナス金利導入、インフレ目標引き上げの必要低下=カナダ中銀

カナダ銀行(中央銀行)は、ウィルキンス上級副総裁の講演に あわせ公表した討議資料で、マイナス金利の導入は インフレ目標引き上げの必要性を低下させるとの見解を示した。ウィルキンス氏は潜在成長率の低下を踏まえると、 中立金利の水準は金融危機前から…

日銀が引当金制度の拡充申請、金利上昇局面でも収益確保

日銀は13日、政省令の改正を必要とする引当金制度の 拡充を財務相に申請したと発表した。収益が出やすい量的・質的金融緩和(QQE)の 拡大局面で引き当て金を積み増す一方、将来の 金利上昇局面で利払い負担が増した際に引当金を 取り崩し、収益下振れを抑制…

米利上げ、インフレ上昇の確かな兆候待つべき=IMF

国際通貨基金(IMF)は12日、トルコで15〜16日に 開催する20カ国・地域(G20)首脳会議に向けた報告書を 発表し、米連邦準備理事会(FRB)は労働市場の一段の 改善とインフレ率上昇を示す確固とした兆候を見極めた後、 利上げを実施すべきとの見解を示した。…

インフレ回復へ、12月利上げ「適切である可能性」=フィッシャーFRB副議長

米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は12日、 ドル高やエネルギー価格下落に伴う圧力が後退するにつれ、 米インフレ率は来年には上向くとの見方を示した。また、利上げが後ずれしたため、経済の 状態はまずまず良好と指摘した。研究者や市場参加者…

米利上げ準備、政策伝達経路の影響考慮必要=イエレンFRB議長

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は、FRBは 利上げへの準備を行なうにあたり、金融危機後に 整備された規制や金融政策の新たな伝達経路による 影響を勘案する必要があるとの考えを示した。講演原稿で述べた。利上げ時期や経済への具体的な言及はなかった…

英中銀、短期的に利上げの必要ない=ハルデーン理事

イングランド銀行(英中央銀行)のチーフ・エコノミストを 務めるハルデーン理事は12日、英国では賃金の伸びが鈍化し 世界的な経済情勢の先行き不透明感が高まっていることから、 英中銀は短期的に利上げを実施する必要はないとの考えを示した。同理事は講演…

ユーロ圏と米国の金融政策の違い、為替相場に影響=ワイトマン独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ワイトマン独連銀総裁は、ユーロ圏と米国の 金融政策の方向性の違いにより、為替相場が 変動する可能性があるとの認識を示した。欧州中央銀行(ECB)は12月の理事会で追加緩和を 発表する一方、米連邦準備理事会(FRB)…