ユーロ首脳会議で選択的デフォルト回避できる合意を=ギリシャ財務相

AP通信によると、ギリシャのベニゼロス財務相は、
ギリシャが選択的デフォルト格付けを付与されることなく、
2014年半ばまでの支援資金を確保できるよう、ユーロ圏首脳が
21日の会合で合意に達することを望んでいると語った。

同相は18日夜、APとのインタビューで「われわれは、
選択的デフォルトさえも回避することを目指している」とし、
「提案の中には、求められていることへの答えを提供すると同時に、
格付け会社がその格付けを付与することを認めない案がある」と語った。

21日に予定されるユーロ圏首脳会議は、
ギリシャへの第2次金融支援で合意を目指す。

ベニゼロス財務相は「われわれは、国家債務を持続可能にし、
市場復帰を見込む2014年半ばまでのギリシャの借り入れニーズと
同国銀行の流動性を保証する解決策を望んでいる」と語った。

また、債務問題がユーロ圏の他の国に波及するのを防ぐため、
21日の会合で合意が得られるとの見解を示した。