日中韓3カ国の中銀総裁、韓国・済州島で第3回会合

日銀は29日、日中韓3カ国の中央銀行総裁による
第3回公式会合が韓国・済州島で開かれたと発表した。

日銀の白川方明総裁、中国人民銀行の周小川総裁、
韓国銀行の金仲秀総裁が出席し、
最近の経済・金融情勢について意見を交換。

今後、日中韓の経済に関する主要な問題意識について、
共同調査を行うことの必要性で合意した、としている。

3中銀総裁会合は、東アジアの3カ国で中銀間の相互協力強化により
域内経済・金融の安定に一段と貢献するのが狙いで、2009年7月に
中国の深センで第1回会合が開かれ、昨年は日銀本店で第2回が開かれた。