米大統領選で共和党有力候補のペリー氏、FRB批判繰り返す

米大統領選の指名争いで共和党の有力候補に浮上している
テキサス州のペリー知事は17日、連邦準備理事会(FRB)が
「不適切な」行為に関与していないことを示すためには
透明性を高める必要があると述べ、先日に続いてFRB批判を繰り広げた。

ペリー氏は15日、バーナンキ議長が「今から来年11月の選挙までの
間にさらに紙幣を増刷すれば『背信行為』とみなす」と述べ、
波紋を呼んでいた。

ペリー知事はこの日、ニューハンプシャー州ベッドフォード
開催された朝食会に出席し、「FRBは議論をオープンにすべきだ。
彼らがしていることを米国民が知ることができるよう、
透明性を高める必要がある」とした上で、それがなされなければ、
FRBの活動や、米国にとって何が彼らの目標であるかについて
疑問が続くだろう」と述べた。