米SEC、住宅ローン問題めぐり英RBAなど調査=報道

29日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、
米証券取引委員会(SEC)が、住宅ローン問題をめぐって、
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBA)や
クレディスイスなど複数の金融機関を調査している、と報じた。
公開文書や関係筋からの情報として報じた。

同紙によると、買い戻しを迫られる可能性がある住宅ローンの件数について、
株主に誤解を与えたかどうか、ローン買い戻しや
その他訴訟関連のコスト発生に備えて、十分な引当金
積んでいるかどうかについて、調査が実施されている。

また、質が基準を下回ると知りながら、銀行が
住宅ローン担保証券を投資家に販売したかどうかについても、
調査対象になっているという。