米国の最富裕層の収入、約30年で3倍に増加

米議会予算局は25日、米国人口の1%とされる
最富裕層の収入が、1979〜2007年の期間に
ほぼ3倍となり、他の所得層の収入伸び率ペースを
はるかに上回ったとの報告書を発表した。

所得格差が急速に拡大したことが
新たに浮き彫りとなった。

リポートは「人口の1%に当たる最高所得層については、
納税後の平均実質家計収入が、1979〜2007年の期間に
275%増加した」と述べた。

2番目の高収入層(人口の19%)の収入の伸び率は65%、
中間所得層(同60%)は40%以下、
最低所得層(同20%)は18%にとどまった。