ユーロ圏のソブリン危機終わっていない=トリシェECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ユーロ圏の
ソブリン債務危機は終わっていないとの認識を示した。

30日付の独紙ビルト日曜版掲載される
インタビューの内容が明らかになった。

その一方でトリシェ総裁は、ユーロ圏の安定・成長協定が
より包括的かつ積極的に施行されれば、域内の金融安定を
回復できると確信しているとも述べた。

欧州首脳が今週合意した債務危機に対する包括戦略は、
極めて厳格かつ迅速に実施される必要があると強調した。

ECBは政府の改革の進展を注意深く見守るとし、
「行動を起こす」時期に来ていると述べた。