円売り介入、安住財務相「納得いくまで」

安住淳財務相は記者会見し、午前10時25分から
介入を開始したことを明らかにした。

介入の規模は明らかでないが、安住財務相は介入の効果について
「市場がどう思おうと私がコメントする立場でないが、
納得いくまで介入する」と強い決意を示した。

ドル/円は早朝の安値75.31円から3円以上上昇し、
いったん78円後半まで上昇、その後77円台まで
値を下げた後再び買われ、79円前半まで上昇している。

円相場は日銀が追加緩和を決定した27日以降も
高値を更新し続け、週明けの市場では
一気に75円前半まで上昇していた。

藤村官房長官は31日午前の会見で市場介入に
踏み切った理由について「無秩序な動きへの対応に
万全を期して、日本経済への下振れリスクを
具現化させないためにさきほど介入を開始した」と語った。