平壌で金総書記の追悼大会、後継者の正恩氏は演説せず

今月17日に69歳で死去した北朝鮮金正日総書記の
中央追悼大会が29日、平壌市内の金日成広場で行われ、
後継者の三男、金正恩氏や金永南最高人民会議常任委員長らが出席した。

金永南氏は弔辞で、「われわれの偉大な金正日同志が、
指導者の継承問題を完全に解決した」などと述べ、
金総書記の功績を称えた。

朝鮮中央テレビが放映した映像では、
正恩氏はひな壇に姿を見せたが、演説はしなかった。

約10万人の市民らが広場を埋め尽くした追悼大会では、
弔砲が放たれたほか、正午には黙とうが捧げられた。