ギリシャ、民間債権者への債務交換オファーを正式発表

ギリシャ政府は24日、民間債権者に対する
債務交換のオファーを正式に発表した。

オファーは、今週発表された民間部門との
合意事項を確認する内容となった。

銀行や保険会社など民間債権者は額面で53.5%の債務を減免、
実質で73〜74%の損失を負担する。

投資家は債務交換で、保有するギリシャ国債の31.5%に相当する
ギリシャ新発債と、同15%相当の
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債を受け取る。
新発債は英国法で管理し、クーポンは30年平均で3.65%となる。

民間債権者の代表として債務交換協議にあたってきた
国際金融協会(IIF)のダラーラ専務理事は、投資家から
高い率での参加があることに楽観的な見方を示した。