クリントン米国務長官、対イラン制裁で日本の対応評価

クリントン国務長官は28日、対イラン制裁について、
日本は東日本大震災原発問題など「特殊な事情」がありながら、
昨年来、イラン産原油の輸入を15〜20%減らしていると発言、
日本の対応を評価する姿勢を示した。

長官は上院の委員会で「加盟国が最大で原油の30〜35%を
イランに依存しているEU欧州連合)や、日本は
特に目に見える貢献をしている。われわれの制裁を順守し、
イランの収入を断つため、特別の対策を講じている」と発言。

「特殊な事情もある。日本を見てほしい」と東日本大震災後の
原発事故で電力不足に見舞われた日本に言及。

「われわれとの調整を通じて、昨年以降イラン産原油
輸入を15〜20%削減している」と指摘した。