ギリシャ首相、新たな金融支援策の必要性を排除せず=報道

ギリシャパパデモス首相は30日、ギリシャ
追加支援策が必要になる事態に陥らないよう
最善を尽くしているものの、その可能性を
まったく排除することはできないとの認識を示した。
イタリアのソレ24オレ紙とのインタビューで述べた。

首相は「何らかの形で金融支援が必要になるかもしれない。
ただ、そうした事態にならないよう
取り組まなければならない」と述べた。

また、合意に至ったすべての措置が講じられたとしても、
市場にアクセスできない状況があり得るとし、
「2015年の市場の状況や観測を見極めるのは難しい」と語った。

さらに、仮にユーロ圏から離脱すれば計り知れない影響が
出るとし、「通貨ドラクマの復活はインフレや為替の変動を
引き起こし、銀行預金の実質的価値は下がる」との懸念を示した。