ガイトナー米財務長官は18日、米政府にとって税や
財政に関する今年末の決定が国家運営の上で
大きな試練になるとの見解を示した。
米財務省は連邦債務が年内に法定上限に達するとみており、
上限引き上げが再び議論される見通しだ。
また、ブッシュ減税が年末で期限切れとなるほか、
来年1月には自動的な歳出削減の発動を控え、
政府は財政問題への対処を迫られることになる。
ガイトナー財務長官は、米政府にとって
これらの課題にどう対処するかが国家運営の上で
「大きなテストになる」との見方を示した。
その上で、それを機に「長期的な財政改革に向けて
大きく前進することを望む」と述べた。