今週の材料は?

今週も各国で、経済指標の発表が目白押しです。

欧州ではギリシャ問題がまだ予断を許さない状況が
続いていますが、経済の悪化も懸念材料になっています。

米国も、日本も冴えない経済指標が足枷になっています。

米国では雇用統計が発表されます。

前回の雇用統計では、雇用の悪化が
市場に大きな影響を与えました。

今回は失業率が8.1%と前回と同水準にとどまりましたが、
非農業部門の新規雇用者は前月比15.0万人増と
前月の11.5万人増加から増加が予想されています。

この増加予想に対して、市場は
どんな反応をするのか、要注意です。

反応は少ないかも知れませんが、
経済指標には要注意です。

米国では
【29日】
3月のS&P/ケースシラー住宅価格指数(予想前年比2.70%低下、前回3.49%低下)
5月の消費者信頼感指数(予想69.8、前回69.2)

【30日】
4月の中古住宅販売成約(予想前月比0.1%減、前回4.1%増)

【31日】
5月のADP全国雇用者数(予想13.3万人増、前回11.9万人増)
5月26日までの週の新規失業保険申請件数(前回37.0万件)
第1四半期のGDP改定値(予想前期比年率1.9%増、前回2.2%増)
第1四半期の個人消費改定値(予想前期比2.9%増、前回2.9%増)
5月のシカゴ購買部協会景気指数(予想57.3、前回56.2)

【6月1日】
5月の失業率(予想8.1%、前回8.1%)
5月の非農業部門新規雇用者(予想前月比15.0万人増、前回11.5万人増)
4月の個人所得(予想前月比0.3%増、前回0.4%増)
4月の個人支出(予想前月比0.3%増、前回0.3%増)
4月のPCEデフレーター(予想前年比1.9%上昇、前回2.1%上昇)
4月のPCEコアデフレーター(予想前年比2.0%上昇、前回2.0%上昇)
5月のISM製造業景況指数(予想54.0、前回54.8)
4月の建設支出(予想前月比0.4%増、前回0.%増)

欧州では
【29日】
5月の独消費者物価指数速報(予想前年比2.1%上昇、前回2.1%上昇)

【30日】
5月のスイスKOF先行指数(予想0.40、前回0.40)
4月のユーロ圏マネーサプライM3(予想前年比3.5%上昇、前回3.2%上昇)
4月の英消費者信用残高(予想3億ポンド増、前回4億ポンド増)
4月の英マネーサプライM4(前回前年比5.0%低下)
5月のユーロ圏消費者信頼感確報(予想マイナス19.3、前回マイナス19.3)

【31日】
第1四半期のスイスGDP(予想前期比0.1%増、前回0.1%増)
4月の仏生産者物価指数(前回前年比3.7%上昇)
5月の独失業率(予想6.8%、前回6.8%)
5月の独失業者数(予想1.0万人増、前回1.9万人増)
5月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比2.6%上昇、前回2.6%上昇)

【6月1日】
4月のスイス実質小売売上高(前回前年比4.2%上昇)
5月のスイスPMI製造業(予想47.3、前回46.9)
5月のPMI製造業(予想50.0、前回50.5)
4月のユーロ圏失業率(予想11.0、前回10.9%)

日本では
【28日】
日銀金融政策決定会合議事要旨4月27日分

【29日】
4月の失業率(予想4.4%、前回4.5%)
4月の有効求人倍率(予想0.77倍、前回0.76倍)

【31日】
4月の鉱工業生産速報(予想前月比0.8%上昇、前回1.3%上昇)