RBS、LIBOR不正操作問題で罰金1.5億ドルの可能性=報道

英銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドRBS)は
ロンドン銀行間取引金利LIBOR)の不正操作問題に関連し、
約1億5000万ドル(2億3300万ドル)の罰金を課される
可能性がある。
英紙タイムズが報じた。

この問題について当局は調査を続けており、
関係筋は終了まで数カ月かかるとの見方を示した。

LIBORの操作疑惑をめぐっては英大手銀バークレイズが
27日に不正を認め、英米当局に総額4億5000万ドルの
罰金を支払うことに同意した。

タイムズが関係筋の話として報じたところによると、
RBSはバークレイズと同様の不正が行われていたことを認めた。

ただ、バークレイズのケースほど悪質ではないとしている。

RBSは声明で「(当局の調査は)報じられているほど
進んだ段階にはなく、罰金や和解に関する時期や
金額は現時点では明確になっていない」と説明し
「引き続き当局に協力していく」との考えを示した。