中国の短期金利が大幅低下、人民銀の大規模な流動性供給で

24日の中国短期金融市場では、中国人民銀行中央銀行)による
予想以上に大規模な流動性供給を受け、短期金利が大幅に低下した。

人民銀行はこの日、期間7日のリバースレポを通じて
950億元(148億8000万ドル)を市場に供給した。

これは、同日期日を迎えたリバースレポ200億元を
大きく上回る額で、差し引き750億元の資金供給となる。

このほか、26日には800億元の
リバースレポが期日を迎える。

期間7日の債券レポ金利
中盤の取引で3.3876%。

23日の取引終了時の3.5700%から
約19ベーシスポイント(bp)低下した。
翌日物は3.3700%から2.9600%に低下。

一方、14日物は3.9104%から3.9303%に、
また21日物は4.0100%から4.1315%に、
それぞれ上昇した。

トレーダーの間では依然、人民銀行が近く預金準備率の
引き下げを発表するとの観測が根強い。