英政府が迅速なLIBOR見直しを負託、9月末までに結論

英政府は、ロンドン銀行間取引金利
LIBOR)見直しへの負託条項を公表した。

金融サービス機構(FSA)幹部のマーティン・ウィートリー氏
(FSA再編で設置する金融行動監視機構=FCA=代表に
就任予定)を筆頭に検討する。

検討では、LIBORの構成、実際の取引金利の利用可能性、
ガバナンス、代替金利の可能性、新制度への以降などを検討する。

ウィートリー氏は声明で、世界中で膨大な金融取引の
指標金利として設定されているため、明確かつ
迅速な改革が必要と指摘した。

8月10日には叩き台を示し、政府が金融サービス法改正案に
盛り込む9月末までに結論を出す予定。