中国が対中海外直接投資促進に向け規制緩和、来月17日から

中国の国家外為管理局 (SAFE)は21日、
国内への資金流入が減速する中、対中海外直接投資
(FDI)を促進するため、いくつかの規制を緩和し、
官僚主義を改めると発表した。

FDIアカウントにおける外為取引の手続きを
簡素化するほか、投資申請の承認を迅速化する。
12月17日から適用する。

また、外国人投資家が外為口座を開設したり、
外為取引で得た利益を再投資したりする際に
認可を必要とする規制も撤廃。

中国にある外資企業が海外の
親会社に融資を行うことも解禁する。

SAFEは、中国は基本的に直接投資アカウントにおける
通貨の兌換性を達成し、これはクロスボーダーの資金の
やり取りや送金の大半において厳格な規制がこれ以上
必要なくなったことを意味するため、規制の変更が
可能になった、と指摘した。