アルゼンチン、債務再編拒否の債権者への支払い命じた判決受け控訴

アルゼンチン政府は26日夜、同国の2002年の
債務不履行(デフォルト)で債務再編に応じなかった
債権者に対して13億ドルの支払いを命じた米連邦地裁の
判決を不服とし、控訴したことを明らかにした。

米連邦地裁のトーマス・グリーサ判事は先週、
アルゼンチン政府に対し、12月15日までに
債務再編を拒否した債権者への返済のために
13億ドルの資金を預託するよう命じていた。

アルゼンチン政府は声明で、判決は不当で、
世界各地の政府がこれから先、債務再編を
試みる機会を潰すことにつながりかねないと主張した。