次回分のギリシャ支援支払い、国債買い戻しが条件＝IMF

国際通貨基金（IMF）は29日、ギリシャが自国国債の
自発的買い戻しを終えるまで、次回分の支援金を
支払わない方針を確認した。

ユーロ圏財務相とIMFは今週初め、対ギリシャ融資や
債務買い戻しの実施などで合意している。

IMFのライス報道官は記者団に「（ラガルドIMF）専務理事は、
特に債務買い戻しの実行といった、合意済みの責務を規定し、
果たすことで前進が見られれば、理事会にギリシャプログラムの
最初の見直しを終えるよう勧告することができると
述べている」と語った。

報道官は、買い戻し結果が12月13日までに
得られることに期待を表明、ギリシャが民間投資家から
国債を買い戻す際のIMFが望む価格水準については言及を避けた。