LIBOR操作でUBSに1.6億ポンドの罰金=英金融サービス機構

英金融サービス機構(FSA)は、6年間にわたり
4カ国でLIBORロンドン銀行間取引金利)を
不正に操作したとして、スイスの金融大手UBSに
1億6000万ポンドの罰金を科したと発表した。

FSAは、不正操作は日本、スイス、英国、米国などで行われ、
トレーダーや幹部ら少なくとも45人が関与したとの認識を示した。

UBSはLIBOR不正操作をめぐり、総額14億スイスフラン
支払いスイス・英・米当局と和解することで合意したと発表した。

FSAのトレーシー・マクダーモット法執行部門ディレクターは声明で
LIBORや欧州銀行間取引金利(EURIBOR)といったベンチマーク
清廉さは、英金融市場と国際金融市場双方にとって根本的に重要だ。
UBSのトレーダーやマネジャーはこれを無視した」と述べた。