モスクワでのG20会合、変動相場制の原則を再確認すべき=ECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は12日、
モスクワで開催される20カ国・地域(G20財務相
中央銀行総裁会議では変動相場制へのコミットメントを
再確認すべきとの考えを示した。

銀行規制に関する会合で記者団に述べた。

「われわれはもちろん、皆がこの原則を尊重することを望む。
原則は再確認されるだろう」と述べた。

また仮定の話として「介入は変動相場制をとっている
他の主要国の当局と調整されるべきだろう。これは国際的な
合意に基づいていることだ」との考えを示した。

現在通貨戦争は起きておらず、
このような考えは回避されるべきと主張した。

また、変動相場制は尊重されるべきで、
「政策の目標になるべきではない」と述べた。

3月に発表されるECBの成長とインフレに関する
スタッフ予想については、12月時点の予想に近い
内容になるとの見通しを示した。