G20、為替操作は適切でないとのメッセージ送った=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁は、
20カ国・地域(G20)が為替操作と保護主義は適切な景気浮揚策
ではないとする重要なメッセージを送ったとの認識を示した。

独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング
(電子版)に掲載されたインタビューで述べた。

総裁はまた「通貨安競争に勝者はないとの見解で一致している」
ことをG20は明確に伝えたとの見方を示した。

総裁は独連銀が公開した原稿で「将来的にも保護主義や為替操作が
経済的難局への対応に使われることがあってはならない。
これは重要なシグナルだ」と指摘している。