インフレは「かなり大幅に」低下しつつある=ECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、
ユーロ圏のインフレが「かなり大幅に」低下しつつあり、
利下げの是非を決める上で重要な要因となっている
との認識を示した。

金融情報サービス会社マーケット・ニュース・
インターナショナル(MNSI)が22日、報じた。

ユーロ圏では、中核国の経済指標も低迷。

3月のインフレ率は1.7%に低下しており、
市場ではECBの利下げ観測が強まっている。

副総裁は「インフレはかなり大幅に低下しつつある。
これは当然、われわれにとって重要な要因だ。常に
最初にインフレを考慮するからだ」と指摘。

「同時に、経済には引き続き低迷の兆しが見られる。
これが現状だ。したがって、次の理事会では、
最新情報を検討し、決定を下す」と述べた。