NZ中銀が政策金利2.5%に据え置き、年内維持の見通し確認

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は24日、
政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを
過去最低水準の2.5%に据え置くと発表した。

金利の据え置きは17回連続。

同中銀はまた、経済が上向く半面、インフレは
抑制されていることから、年内は政策金利
現行水準に維持するとの見通しを改めて示した。

同中銀によると、個人消費の拡大と大地震
見舞われたカンタベリー地域の復興で経済は
上向きつつあるが、干ばつが農業生産に悪影響を
与える見込みで、政府による財政引き締めも
需要抑制要因になっている。

ウィーラー総裁は声明で「現段階ではオフィシャル・
キャッシュレートを年末まで据え置く見通しだ」と述べた。