ASEANプラス3、資産バブル監視で合意
東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓(ASEANプラス3)は
インドで開いた財務相・中央銀行総裁会議で、主要中銀が
実施している景気刺激策で引き起こされる可能性のある
過度なリスクテイクと資産バブルを監視していくことで合意した。
会議後に発表した声明は「世界的な金融緩和の長期化により
もたらされる意図しない副作用を引き続き監視する」とした。
その上で、マクロ経済政策を調整し、必要に応じて
マクロプルデンシャル政策を導入する用意があるとの姿勢を示した。
今回の会議は中国と韓国の財務相が欠席。
一部では靖国神社の問題などで緊張が
高まっていることが背景にあるとの見方も出ている。
日中韓3カ国の会合も開かれなかった。