ギリシャ、銀行株の空売り禁止措置を8月に撤廃=規制当局筋

ギリシャの証券規制当局は、国内大手行による
資本増強の完了を受け、銀行株の空売り禁止措置を
8月に撤廃する方針。

当局の高官が26日、ロイターに明らかにした。

銀行株の空売り禁止措置は、国内大手行の資本増強に配慮し、
投資家を保護する目的で7月末まで延長されていたが、
銀行の資本増強プロセスは25日に完了した。

高官は「銀行の資本強化が完了した時点で
同措置は撤廃される方針となっていた」とし、
すでに欧州証券市場監督局(ESMA)の合意を
得ていることを明らかにした。