米FRB、バーゼルⅢ導入の最終規則で7月2日採決へ

米連邦準備理事会(FRB)は27日、銀行の自己資本規制に
ついての協議の場を7月2日に持つと明らかにした。

新銀行自己資本規制(バーゼルⅢ)導入に向け、
最終規則に関する採決が予定されている。

米国や他国では、バーゼルⅢ実施のための規則の
最終決定が数カ月にわたって遅れている。

バーゼルⅢでの合意は、2019年までに
段階的に導入される予定。

合意では、最低3%のレバレッジレシオを確保することに
なっているが、米国規制当局者の多くや改革推進派からは、
米国で特に大手行に対してより高いレバレッジ比率を
求める声もある。

上院議員の2人は、最大手行ではその水準を
最大15%まで引き上げるよう提案していた。