2013-06-30から1日間の記事一覧

短観改善も材料にはならないか

今週の為替相場は、週初に日銀短観、 週央にはECB理事会、週末には 米雇用統計発表と、日米欧の材料が 揃い踏みとなりますが、欧米の材料を 睨みながらの展開が予想されます。週初に発表される日銀短観は、 大企業製造業の業況判断DIが プラス圏に浮上します…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。日本では、日銀短観が発表されます。株高・円安の好影響を受けて、企業の業況判断DIは 軒並み好調な数字が予想されています。これが金融市場にどのような影響を与えるのか 見極めにくいのですが、好調な企業の業…

中銀外貨準備に占める米ドル比率、第1四半期に小幅上昇=IMF

国際通貨基金(IMF)が28日公表したデータによると、 各国中銀が保有する外貨準備に占める米ドルの比率が 第1・四半期に62.2%(3兆7600億ドル)と、 前四半期の61.2%(3兆7300億ドル)から わずかに上昇した。円は3.9%。前四半期は4.0%だった。ユーロは2…

9月の米FOMCで資産買い入れ縮小決定も=リッチモンド連銀総裁

米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は28日、 9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れ縮小を 決定する可能性があるが、経済指標次第との認識を示した。米連邦準備理事会(FRB)は資産買い入れの縮小計画を示しつつ、 利上げ時期の予想を先に延ば…

米FRB、緩和縮小着手は時期尚早=サンフランシスコ連銀総裁

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は28日、 米経済が予想を上回る回復を見せ、労働市場の改善が 継続するとの兆候が出ているものの、連邦準備理事会 (FRB)はまだ資産買い入れ規模を縮小するべきではない との見解を示した。同総裁は講演原稿で…

米FRB、9月FOMCで緩和縮小検討する可能性=スタイン理事

米連邦準備理事会(FRB)のスタイン理事は28日、 量的緩和第3弾(QE3)の開始以降労働市場が 改善したと指摘し、FRBが9月の連邦公開市場委員会 (FOMC)で量的緩和の縮小を検討する可能性が あるとの考えを示した。また、FRBは資産買い入れ規模の縮小を検討…

米FRBの緩和縮小計画提示、正しい措置=仏中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーである フランス中銀のノワイエ総裁は28日、米連邦準備理事会 (FRB)が資産買い入れ縮小の見通しを事前に示したことは 正しい措置だったとの見解を明らかにした。マドリードでのイベントで述べた。ECB理事会として金融政…

ECB、キプロス国債をオペ担保対象外に

欧州中央銀行(ECB)は28日、キプロス国債を 資金供給オペの担保としての受け入れを停止する と発表した。ECBは今回の決定について声明で「キプロス財務省が 27日に発表した政府債交換を受けて、キプロスの 信用格付けが変更されたことに対応した」と説明し…

ECB、米FRBの量的緩和に似た債券買い入れ検討との報道を否定

欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ加盟17カ国すべての 債券を対象にした新たな債券買い入れプログラムの導入を 検討しているとした28日付の南ドイツ新聞の報道を否定した。同紙は、ユーロ圏での各国の国内総生産(GDP)比率に 応じてすべての加盟国の政府債を購…

EU首脳、銀行破たん処理の年内合意目指すことで一致

欧州連合(EU)首脳は28日、欧州レベルでの 銀行破たん処理方法について年末までに合意を 目指すことで一致した。ただドイツのメルケル首相は、銀行破たん処理機関の設置には EU基本条約の改正が必要となるため、こうした目標が 守られるかは疑問としている…

妥当な融資方針を維持するよう金融機関に指導へ=中国人民銀行総裁

中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は28日、 上海での金融フォーラムで、妥当な融資方針を維持するよう 金融機関に指導する方針を示した。また、人民銀行は適切な方法で 市場の流動性を調整するとした。中国の短期金利が先週急上昇して以来、 総裁が公の…

円安でも急激な輸出拡大には走らない、通商問題を意識=鉄連会長

日本鉄鋼連盟の友野宏会長(新日鉄住金社長)は28日の会見で、 為替が円安に振れても日本の鉄鋼メーカーが急激な輸出拡大に 走ることはないとの見方を示した。過去の通商問題などを踏まえ、「円安になったから、 それ行けということは日本の鉄鋼各社は考えて…

中国でのシステミックリスクは想定せず=渡辺JBIC副総裁

国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史副総裁(元財務官)は 28日都内で開いた記者団との懇談会で、中国での 不良債権問題について「当座、システミックリスクや いくつかの銀行が倒れる事態にはならない」と見通したが、 問題解決のために米国債を売却して資金調…

まずはデフレ脱却、その後に財政再建と一緒に政策進める=麻生財務相

麻生太郎財務相は28日午後、都内で講演し、 今後の政策運営について「財政規律をきちっとして、 まずはデフレ不況からの脱却をし、その後きっちり 財政再建と一緒に事を進めていこうと思っている」 との考えを示した。財務相は「政府の借金は大変」と財政問…

米国の一部大都市、住宅バブルのリスク=ロバート・シラー氏

米S&P/ケース・シラー住宅価格指数の共同開発者 ロバート・シラー氏は26日、米国の一部の大都市で 住宅価格が大幅に上昇しており、新たなバブル発生の リスクがあるとの認識を示した。ラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、マイアミ、 フェニックス…

失業率急低下なら予想より早く緩和縮小検討も=アトランタ連銀総裁

米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は27日、 米経済が見通しよりも速いペースで拡大し、失業率が 急速に低下した場合、連邦準備理事会(FRB)は 資産買い入れ規模を予想以上に早く縮小することを 検討する可能性があるとの見方を示した。総裁は記者団に…

米FRB当局者が緩和縮小観測けん制、「FOMC見通しからかい離」

米連邦準備理事会(FRB)の有力当局者2人が27日、 市場で広がっている早期の緩和縮小観測について、 FRBの意図を誤って受け止めているとの見方を 相次いで示し、市場とのかい離を埋めることに腐心した。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は講演原稿で、 市場の…

米FRB、バーゼルⅢ導入の最終規則で7月2日採決へ

米連邦準備理事会(FRB)は27日、銀行の自己資本規制に ついての協議の場を7月2日に持つと明らかにした。新銀行自己資本規制(バーゼルⅢ)導入に向け、 最終規則に関する採決が予定されている。米国や他国では、バーゼルⅢ実施のための規則の 最終決定が数カ…

米ホワイトハウス、FRB次期議長の最終候補絞り込み=関係筋

米ホワイトハウスは、連邦準備理事会(FRB)の 次期議長の最終候補を絞り込んだ。 関係筋が匿名を条件に明らかにした。バーナンキ現議長は2期目の任期が終了する 来年1月31日をもって退任すると見られている。同筋によると、ルー財務長官がホワイトハウス高…

英中銀による大量国債購入、資産バブル引き起こさず=マイルズ委員

イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会の デビッド・マイルズ委員は、英フィナンシャル・ タイムズ(FT)のコラムの中で、中銀による 大量の国債買い入れが資産価格のバブルを 引き起こすとの見方を否定した。マイルズ委員はまた、国債買い入れが景気を …

ECBの域内銀行監督業務、2014年9月以降に=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は27日、 ECBが域内銀行監督機関としての業務を開始するのは 来年9月以降になるとの見通しを示した。ECBは欧州連合(EU)の関連法案が成立してから 1年後に監督業務を開始することで合意している。 新たな部署の設立な…

EU首脳、銀行の破綻処理・予算・若者の失業対策で合意

欧州連合(EU)首脳会議は27日、若者の失業対策と 中小企業向け融資促進策で合意した。これに先立って、銀行の破綻処理での新たなルールや 次期中期予算案での合意も成立している。若者の雇用促進、職業訓練・見習い支援や、 特にユーロ圏債務危機の影響で銀…