9月の米FOMCで資産買い入れ縮小決定も=リッチモンド連銀総裁

リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は28日、
9月の米連邦公開市場委員会FOMC)で資産買い入れ縮小を
決定する可能性があるが、経済指標次第との認識を示した。

米連邦準備理事会(FRB)は資産買い入れの縮小計画を示しつつ、
利上げ時期の予想を先に延ばそうとして、金融市場を混乱させた
と指摘した。

バーナンキFRB議長が先週、資産買い入れの年内縮小の
可能性を示して市場が消化し続けるなか、方向性のまったく
異なる内容を市場が分けて考えることは難しいと述べた。

総裁は記者団に対し「資産買い入れについての理解を
明確化しようとしつつ(将来の利上げ予想を)後に
遅らせようとすることは混乱を招く」と述べた。