20カ国・地域(G20)の労働相及び財務相は19日、
世界経済の成長加速に向け、民間主導での雇用創出や
投資を後押しする政策を実施していくとの見解で一致した。
労働・財務相らは、G20財務相・中央銀行総裁会議が
開催されているモスクワで声明を発表し、「民間部門が
雇用や成長で主導的な役割を担っていけるよう、
雇用創出や投資、事業開発につながるマクロ経済環境を
維持していく」と言明した。
さらに、投資及び資金調達環境、インフラ、
テクノロジーなどが、民間セクターにおける
成長の足かせになっていると指摘。
労働市場をより能率的に機能させ、一段と
活性化させるために、政府の役割が必要とした。