バーナンキ議長の後任は未定、サマーズ氏有力との報道で関係筋

来年1月末の任期満了をもって退任すると予想されている
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の後任について、
オバマ大統領に近い人物は23日、大統領はまだ決定していない
と述べた。

ワシントン・ポスト紙は23日、オバマ政権で最初の
国家経済会議(NEC)委員長を務めたサマーズ氏が
最有力候補と伝えた。

サマーズ氏が候補との報道にホワイトハウス
報道官はコメントを差し控えた。

オバマ大統領に近い人物はロイターに対し、
大統領はまだ決断していないと語った。

発表はしばらく、おそらく
秋までないとの見通しを示した。

次期FRB議長候補としては、
イエレン副議長も有力視されている。

イエレン氏が昇格すれば、
初の女性議長誕生となる。

オバマ大統領は6月、テレビインタビューで、
バーナンキ議長が任期満了をもって退任する
可能性を示唆した。

議長は自身の去就について明言を避けている。