中国での医薬品業界の不正問題、広がる可能性=新華社

新華社によると、英グラクソ・スミスクラインによる
贈賄事件を受け、国内外の医薬品会社による不正が
さらに明らかになる可能性がある。

政府は、買収などの業界での不正行為の
広がりに断固たる措置を講じるとしている。

新華社の英語版によると、福建省の章州では73の医院で
1000人もの医者、看護師、病院事務員らが賄賂を
受け取っていたという。

その上で「内外にかかわらず、より多くの医薬品会社、
病院が捜査を受けても意外ではない」とし、「大手の
国際的企業は不正を断ち切るための責務を負う」と報じた。

政府当局の公式な声明ではないが、新華社の報道は
政府の意向を反映しており、特に英語で報じられた場合は、
世界的な認知を狙っている。