今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では雇用統計が発表されます。

失業率は0.1％改善すると見られ、新規雇用も
前回並みの水準を維持することが出来そうです。

しかし、緩和縮小はまだ継続されるとの見方が多く、
今週発表される経済指標を注意深く点検するものと思います。

またFOMCが開催されますが、緩和縮小の後ズレが
示されるのではないかと思っています。

一方、欧州ではECBとイングランド銀行が
政策金利を決定します。

ECBに対しては、具体的な中身が
求められていますが、それをECBが示すのか否か、
今回のECB理事会は注目されます。

イングランド銀行も、新総裁が加入して
2回目の金融政策決定委員会になります。

新総裁のカラーがどのように出るの、
注目しています。

米国では
【29日】
6月の中古住宅販売成約（予想前月比1.2％減、前回6.7％増）

【30日】
5月のS&P/ケースシラー住宅価格指数（予想12.43％、前回12.05％）
7月の消費者信頼感指数（予想81.0、前回81.4）

【31日】
7月のADP全国雇用者数（予想18.0万人増、前回18.8万人増）
第2四半期のGDP速報値（予想前期比年率1.0％増、前回1.8％増）
第2四半期の個人消費速報値（予想前期比1.4％上昇、前回2.6％上昇）
7月のシカゴ購買部協会景気指数（予想54.0、前回51.6）
FOMC政策金利発表

【8月1日】
7月27日までの週の新規失業保険申請件数（予想34.5万件増、前回34.3万件増）
7月のISM製造業景況指数（予想52.0、前回50.9）
6月の建設支出（予想前月比0.4％増、前回0.5％増）

【2日】
7月の失業率（予想75％、前回7.6％）
7月の非農業部門雇用者数（予想前月比18.4万人増、前回19.5万人増）
6月の個人所得（予想前月比0.4％増、前回0.5％増）
6月の個人支出（予想前月h0.5％増、前回0.3％増）
6月のPCEデフレーター（前回前年比1.0％上昇）
6月のPCEコアデフレーター（予想前年比1.1％上昇、前回1.1％上昇）
6月の製造業受注指数（予想前月比1.4％上昇、前回2.％上昇）

欧州では
【29日】
6月の英消費者信用残高（予想7億ポンド増、前回7億ポンド増）
6月の英マネーサプライM4（前回前年比0.1％低下）

【30日】
8月の独GFK消費者信頼感調査（予想7.0、前回6.8）
7月のユーロ圏消費者信頼感確報（予想マイナス17.4、前回マイナス17.4）
7月の独消費者物価指数速報（予想前年比1.7％上昇、前回1.8％上昇）

【31日】
7月の英GFK消費者信頼感調査（予想マイナス19、前回マイナス21）
6月の仏生産者物価指数（前回前年比0.1％低下）
7月のスイスKOF先行指数（予想1.20、前回1.16）
7月の独失業率（予想6.8％、前回6.8％）
7月の独失業者数（予想横ばい、前回1.2万人減）
7月のユーロ圏消費者物価指数速報（予想前年比1.7％上昇、前回1.8％上昇）
6月のユーロ圏失業率（予想12.2％、前回12.2％）

【8月1日】
7月の英PMI製造業（予想52.9、前回52.5）
イングランド銀行政策金利発表
ECB理事会政策金利発表

【2日】
7月のスイスPMI製造業（前回51.9）
7月の英PMI建設業（予想51.5、前回51.0）
6月のユーロ圏生産者物価指数（予想前年比0.3％上昇、前回0.1％低下）

日本では
【30日】
6月の失業率（予想4.0％、前回4.1％）
6月の有効求人倍率（予想0.91倍、前回0.90倍）
6月の鉱工業生産速報（予想前月比1.8％低下、前回1.9％上昇）