ユーロ圏の回復、ドイツの輸出に寄与する可能性=IFOエコノミスト
独IFO経済研究所のエコノミスト、クラウス・
ボールラーベ氏は27日、ユーロ圏の回復は
ドイツ経済、特に輸出を押し上げる可能性が
あるとの見方を示した。
ロイターに対し語った。
同氏は「ユーロ圏の景気回復は輸出にとって追加的な
支援要因になる可能性がある」と述べた。
また、自動車セクターと投資財が
製造業セクターの成長をけん引してきたと指摘。
消費も安定しているとの見方を示した。
建設セクターについては高揚感が後退しているが、
業況は引き続き堅調だと指摘した。
IFO経済研究所がこの日発表した8月の独業況指数は
107.5と、2012年4月以来の高水準を記録。
ドイツ経済の回復ペースが
加速しているとの見方が強まった。