米当局、銀行などの雇用慣行めぐる調査を拡大=WSJ

米当局は複数の銀行やヘッジファンド
雇用慣行に関する情報を求めている。

ビジネスを獲得するため、広い人脈を持つ海外当局者の
身内を雇用していないかどうかを調査するため。

米ウォールストリート・ジャーナル
WSJ)紙が関係筋の話として報じた。

JPモルガン・チェースは今月、雇用慣行について
調査を受けていることを明らかにしたが、調査の
対象は同行だけにとどまっていない。

JPモルガンは不正行為の罪には問われていない。

WSJは米当局が情報を求めた銀行や
ヘッジファンドの名称を明らかにしていない。

米国の贈賄防止法は、外部の取引先や顧客から特定の
利益を得る見返りに個人を採用することを禁止している。