香港当局、為替相場操作疑惑をめぐり複数行を調査

香港当局は16日、外国為替指標レートの
不正操作疑惑をめぐり、複数行と連絡を
取ったことを明らかにした。

既にスイスや英国、米国でも
調査が始まっている。

香港金融管理局(HKMA)はロイターに対し、
「疑惑について把握している。海外の関係当局と
連絡を取り、個別の銀行を調査している」
とコメントした。

スイスの公正取引当局WEKOと金融監督当局である
連邦金融市場監督機構(FINMA)は今月に入り、
為替相場操作の疑いで一部の銀行を調査していることを
明らかにした。

調査対象となっている銀行名は明らかにしていない。

先週には関係筋がロイターに対し、米国も調査に
関与していることを明らかにしていた。

アジアではこれまで、どの当局も
調査への関与を表明していなかった。