イングランド銀行(BOE、英中央銀行)のタッカー副総裁は、
中銀が導入した将来の政策指針(フォワードガイダンス)は、
時期尚早な引き締めは行わないというコミットメントだ、
と述べた。
英中銀は失業率が7%に低下するまで政策金利を
据え置くというフォワードガイダンスを示している。
タッカー副総裁はインタビューで「フォワードガイダンスは、
経済にまだ緩みがある状態で刺激策の解除を急ぐことは
しないという方針を示している」と述べ、「失業率は緩みを
見極める一要素にすぎない。もうひとつは、企業内に
どの程度の緩みがあるかだ」と述べた。
インタビュー内容は22日に公表された。