UBSとドイツ銀、為替操作疑惑めぐる当局の捜査に協力

スイスのUBSとドイツ銀行は29日、外国為替相場の
基準となる指標価格を操作したとの疑いについて、
当局の捜査に協力していることを明らかにした。

UBSのエルモッティ最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、
内部調査の開始に向け迅速に対応したことを明らかにすると
同時に、当局の捜査に協力していると述べた。

ただこれ以上の詳細については明らかにしなかった。

ドイツ銀も当局に協力しているとしたが、捜査は
「初期の段階」にあるとして、詳細は明らかにしなかった。

米司法省はこの日、為替相場の指標価格の操作疑惑に
ついて捜査に乗り出したことを明らかにしている。

為替相場の指標価格には、ロンドン時間午後4時に
設定されるWM/ロイターなどが利用されている。